不動産売却を検討している方であれば「即時買取」という言葉を耳にするかもしれません。
不動産売却をしている方からよく聞く「なかなか売れない」という悩みを抱く必要がなくなります。
この記事では、即時買取とは何か、メリット・デメリット、向いている方の特徴をご紹介します。
不動産売却の即時買取とは何か
即時買取とは、物件の買取を不動産会社が直接おこなう売却方法です。
チラシやインターネット掲載などの広告活動が必要なく、引き渡しまでの工程がスムーズに進むため、不動産をすぐに売却できます。
不動産会社によって異なりますが、3~7日程度の期間で売却が終わります。
不動産会社は買い取った物件をリフォームして再度売りに出す場合が多いでしょう。
そのため、即時買取による売却では、売却価格が相場の5~8割程度まで下がってしまいます。
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即時買取をおこなうメリット・デメリット
即時買取には、前述した早期売却の他にもさまざまなメリットがあります。
買主が不動産会社のため、仲介手数料がかかりません。
売却する不動産の価格によっては、仲介手数料が100万円を超えることもあるため、出費の削減につながるでしょう。
一方で、売却価格の低さは大きなデメリットです。
相場価格3,000万円の不動産が、即時買取では1,500~2,400万円にまで下がってしまう可能性があります。
また、築年数の古さや駅からの距離が遠い場合は、さらに売却価格が下がってしまうでしょう。
そのため、早く売却できることを理由に即時買取を選ぶと、損をしてしまう可能性があるのです。
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即時買取に向いている方の特徴
即時買取に向いているのは「できるだけ早く売却したい」という方です。
急な転職・相続・離婚など、売却にスピードが必要な場合、即時買取は役に立つでしょう。
不動産は所有しているだけで固定資産税・都市計画税などの費用がかかり続けます。
仲介のほうが高く売れるとはいえ、不動産の築年数・立地などによっては買主がなかなか現れないケースがあるでしょう。
そのため、売却価格にこだわりがなく、無駄な出費を抑えるには、即時買取が適している場合があるのです。
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まとめ
不動産売却における即時買取とは、不動産会社が物件の買取を直接おこなる売却方法です。
仲介と比べると売却価格が低くなりますが、早期売却が見込め、余計な出費がなくなるメリットがあります。
不動産売却を予定しているのであれば、即時売却が必要かどうか検討してみましょう。
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