マイホームの購入を検討している方にとって、完成した家を購入できる建売住宅は魅力的な物件といえます。
しかし気に入った物件が売れ残りだった場合、なにか問題があるのではと不安になってしまいますよね。
そこで今回は建売住宅に売れ残りがある理由や、購入した場合のメリット、購入時の注意点もあわせてご紹介します。
建売住宅の売れ残りがある理由とは？
建売住宅に売れ残りがでてしまうのには、いくつかの理由があります。
●販売価格が高い
●分譲エリアの需要が少なく供給過剰
●立地や建物にマイナスポイントがある
建売住宅の魅力の一つに、注文住宅に比べ価格が安いことが挙げられます。
そのため販売価格が相場より高く、適正な価格で販売されないと売れ残りが発生するでしょう。
また物件のあるエリアに多くの建売住宅が集中する、または新しいエリアで認知度が低く需要が追い付いていないなどの理由で供給過剰になり、売れ残りがでてしまうケースもあります。
ほかにも物件の区画によって日当たりや音が気になる、建物の外観が個性的すぎるなどのマイナスポイントによって売れ残るのも、理由の一つです。
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売れ残りの建売住宅を購入するメリットとは？
売れ残りの建売住宅には、購入時に新築の建売住宅にはないメリットがあります。
もっとも大きいメリットは、販売価格の値引き交渉ができる可能性がある点です。
新築の建売住宅では値引きをおこなう可能性はほぼありませんが、売れ残っている場合は売主も早く売りたいため値引き交渉に応じるケースが多いでしょう。
また建築直後と異なり、ある程度日数が経った状態の建物を確認できるため、事前に設備の不備を見つけやすいのも売れ残りならではのメリットです。
ほかにも購入後に打ち合わせなどがなく、引っ越しや入居をスムーズに進められるのも、時間がない方にとってはメリットでしょう。
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売れ残りの建売住宅を購入する際の注意点
購入時にメリットもある売れ残りの建売住宅ですが、一方で気を付けたい注意点があります。
まずはマイホームに求める譲れない条件を洗い出し、売れ残りの住宅がその条件に当てはまっているかを確認しましょう。
売れ残りの理由が、自分にとって許容できるかの判断も重要です。
また値引き交渉をおこなう際に、あまりにも大幅な値下げ額を提示するのはおすすめしません。
交渉に応じてもらえなくなる可能性もあるため、エリアの相場価格を調べて適正価格を提示しましょう。
ほかにも注意点として、築1年を経過した建物は中古住宅となり、新築の10年保証の対象にならないケースがあります。
そのため築1年を経過している建売住宅の場合は、購入前に建物の保証条件を確認するのがおすすめです。
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まとめ
建売住宅が売れ残りになってしまう理由はさまざまです。
しかし売れ残りの理由が許容できる範囲であれば、購入する際にはメリットも多いといえるでしょう。
マイホームの購入を考えている方は、売れ残りの建売住宅も選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
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