一戸建てのイメージが定着しているリースバックを、中古マンションも利用できるか、気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
通常と異なる方法での不動産売却は、事前に仕組みや注意点を把握しておくと安心して利用できます。
リースバックの特徴を、マンションと一戸建てとの違いからご紹介しますので、参考にしてみてください。
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中古マンションはリースバックで売却できるか?
リースバックは、取り扱っている会社に自宅を売却し、その後は借主になって家賃を負担しながら住み続ける契約手法です。
受け取った代金の使用目的に制限はないため、住宅ローンなどの返済や老後への備えにできます。
売却する際の審査や物件査定を通過できれば利用可能ですが、当初から「マンションは利用不可」を明記している会社もあるため事前に確認が必要です。
査定では、住戸内をリフォームするなど、物件内部がきれいで設備を更新している点や立地、周辺の買い物環境などを重視します。
このほか、外壁や共有部分などの大規模修繕工事を終えたばかりの中古マンションも、審査を通過できる可能性が高い事例です。
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リースバックによる売却!中古マンションと一戸建てとの違い
中古マンションは、査定の際の現地調査は不要ですが、一戸建ては欠かせません。
個人住宅は、隣地との境界線を確定していないケースも多いため必ず現地で確認し、マンションは土地取引の要件を満たしたものを購入しており、不要になります。
評価に影響する建物の償却年数が、多くが鉄筋コンクリート造のマンションは40年以上、木造住宅は22年です。
築20年で比較すると、資産価値はマンションが新築時の約50%、木造住宅は10%以下と大きな違いが生じます。
マンションの管理費や修繕積立金を所有者が負担する点が一戸建てとの違いであり、リースバック会社が積極的に取引しない理由です。
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中古マンション売却にリースバックを利用する際の注意点
リースバックを利用してもマンションに住み続けられますが、所有者ではなくなるため管理組合を退会しなければなりません。
管理組合は区分所有者が運営する組織であり、共有資産を管理する役割を担います。
総会の参加資格や議決権がなくなる、役員にならないなど、従来とは立場が異なるのが注意点です。
このほか、中古マンションのリースバックに積極的ではない会社でも、立地条件によっては対応する可能性が高くなります。
最寄り駅まで徒歩10分圏内にある物件のほか、最上階や角部屋など特徴のある住戸などが典型的です。
売却価格が高額になるほか、家賃設定を安くするケースもあるため相談してみましょう。
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まとめ
リースバックを利用して中古マンションを売却できるかは、会社によって対応が異なります。
中古マンションは土地の売買要件を満たしており、査定を受ける際の現地調査は不要ですが、一戸建ては必ず現地確認するのが違いです。
売却後は、マンションに住み続けていても借主になっており、管理組合の参加資格はなくなります。
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